なんとなくマッサージと聞くと肌にいいような感じがしますよね?マッサージすると肌のエイジングケアになるのでしょうか?興味がわきましたのでこの記事ではマッサージと肌の老化の関係について医学論文を参照しながら考察してみたいと思います。
老化(エイジング)をまねくマッサージ法
手やブラシでマッサージすると肌の老化を招く
エステなどではフェイシャルマッサージで手でマッサージするのが普通です。しかしマッサージとは肌に物理的に刺激を与えることですので顔に炎症が起きて赤みが生じます[2]。ですので基本的に肌を老化させないためには炎症や活性酸素を増やさないように肌をこすらないことです。物理刺激で角質が厚く肥厚したり特に毛穴周りのメラニン色素沈着が起きますが、角質層の肥厚や斑点状に黒いメラニン色素が増えると老化様の肌に近づきますので手やブラシなどでのマッサージは肌を老化させると言えます。角質層の肥厚は特に鼻で角栓ができるの原因ですのでイチゴ鼻や黒い毛穴が増える原因でもあります。
老化を回復するマッサージ法
肌の老化を回復するマッサージ法は75Hzの振動
では肌の老化を回復させるマッサージとはどのようなマッサージなのでしょうか?細胞実験ではコラーゲン繊維や弾性繊維をつくっている『線維芽細胞』に振動を与えるとコラーゲン繊維と弾性繊維を増やすことが報告されています[1]。振動の強さは75Hz(ヘルツ)が一番コラーゲン繊維と弾性繊維を増やしたと報告されています1ヘルツは1秒間に1回の振動のことですので75ヘルツは1秒間に75回も振動することになります。肌のコラーゲン繊維や弾性繊維の増加はハリを回復するのに有効です。高齢の肌の老化(顔のしわ、首のたるみ、肌の弾力性)を改善するかどうかを評価したところ市販の美容液やクリームなどのアンチエイジング化粧品だけを使用した時よりも振動するマッサージ器を一緒に使用した方が効果が高かったと報告しています[1]。
つまり、手やブラシでマッサージするのではなく75Hz程度で振動するマッサージ器を用いると肌の老化を回復する効果があると考えられます。
【参考文献】
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