朝と夜では汚れの程度が異なるため洗顔で気を付けることがあるのでしょうか?そこで、この記事では朝の洗顔と夜の洗顔の違いをエイジングケアの観点から医学論文を参照しながら考察してみたいと思います。
朝の洗顔
朝は洗顔はしないと角質の剥がれ(垢)や皮脂が気になるため洗顔する人は多いと思います。なぜ朝に垢が増えているのでしょう?それは皮膚も含めて新陳代謝が活性化されるのが夜寝ている時だからです。特に深夜2時前後に脳から分泌される成長ホルモンを十分浴びることは美肌の維持には欠かせませんが、この成長ホルモンが十分でないと細胞分裂が起こりにくいため皮膚や骨、筋肉が衰えていきます[1]。皮膚のターンオーバーは約28日ですが一日の中で見ると細胞分裂が加速するため夜にターンオーバーが早まります。ですので朝の洗顔は皮膚の新陳代謝によるによる角質の剥がれと寝ている間に酸化した皮脂だけを落とせばいいのです。これらは洗剤を付けなくても水で洗えば落ちますので朝の洗顔は洗顔剤なしのほうが美肌になります。洗うとしても石けんベースの洗顔剤を少し使ってすぐに流すくらいの感じがいいでしょう。
夜の洗顔
一方、夜の洗顔に関して、夜は朝の顔の状態とは異なっています。外出して仕事から帰ってくると紫外線を浴びたり排気ガスなどの大気中の汚れで皮脂やメイクの酸化が進んでいますので洗顔フォームやクレンジング剤で汚れを洗い流す必要があるのです。酸化脂質は肌の老化を促進するため酸化したメイクや皮脂をそのままにして寝てしまうと活性酸素で肌の老化が進んでしまいます。洗顔フォームは年齢以上の顔の老化を抑えるため合成界面活性剤を使わないで石けん洗顔フォームをつかうことをおすすめします。合成界面活性剤は石けんと違い水で流しても界面活性を維持しつづけ肌の老化を加速するため肌のエイジングケアの観点からは日常生活から徐々に減らしていくことです。
【参考文献】
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